40歳から64歳までのがん患者が介護保険サービスを受けやすいように制度の運用を!
2012年2月6日 崎本 とし子 とし子からの手紙
介護保険は、40歳から死ぬまで保険料を払います。
65歳からは1号被保険者、40歳から64歳までは2号被保険者です。2号被保険者は、誰でもが保険を利用できるわけではありません。16疾患が対象です。
がん患者はその一つですが、なぜだか「回復の見込みがない状態・・・」との注釈がついています。
つまり、いわゆる「終末期」が対象・・・ということとされています。
この注釈があるために、自分は終末期だ・・・と自認できない人は、保険サービスの申請を躊躇することになります。保険料を払っているのに、申請さえままならないのです。
介護保険は申請してもすぐには使えません。認定審査があるのです。認定されて初めてサービスが使えるのです。
ならば、「終末期」という考え方を変えて、他の疾患と同じように申請のハードルをさげてもいいのではないでしょうか。認定審査会が認める状況ならいいではありませんか。
再発がんで全身に転移して骨折をした人が、必要なサービスを受けれずに申請をしないままなくなるような仕組みは改善して欲しい・・・!がん治療は在宅療養への流れですが、今のままでは「在宅療養」を選ぶことは困難です。
今日は、岡山市に「がん対策推進条例」をふまえて、患者の実状にたち改善を・・!とお願いにいきました。国が「条件」をはずすことが必要ですが、保険者として自治体が主体性を発揮することはできるのではないでしょうか・・・。岡山市の対応を期待をもって、見守りたいと思います。
全国どこでも同じようなことがおきていると思います。がん患者(40歳から64歳まで)の介護保険利用について、いい実践があれば教えてください。
2012年2月6日 11:33 AM
先日は同席させてもらって、とても勉強になりました。家に帰ってから取り合えず、実績を作っていくってことで、介護保険を必要な人に申請してもらったらどうかな・・・と考えたりしてました。
「住んでて良かった岡山市!」に誰もが実感できたらいいですね。
2012年2月6日 11:13 AM
私も同じことを思っています。必要な人に「がんも16疾患で入っているので、介護保険が使えるよ!」と伝え使っていくことですね。