6日のNHK「あさイチ」・・・「がんワクチン」のこと
2012年2月6日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今朝のNHK「あさイチ」を見て、がん治療の進歩に胸が躍りました。
いわゆる標準治療(手術、放射線療法、化学療法)に加えて、「がんワクチン」の最前線の紹介でした。
東大の中村教授が「オールジャパンで、日本でつくる治療薬開発を推進しなければならない」と強調され、薬は1兆2千億円の輸入超過だ・・・と話しておられました。今、生きるか死ぬかの闘いを余儀なくされている患者からすれば、政治、産業界、大学など学会、そして患者などが一つになって必要なものは、早く保険診療に認めて、お金のあるなしにかかわらず使えるようにして欲しい。患者はそのための協力は惜しみません。ともに努力したいと思います。
アメリカでの薬の開発は、ドンドン進みます。開発会社が特許をとれば、輸入すると高くなる・・。もしTPPで、特許権を主張されて、日本政府が「そうですね」と認めたら、ジェネリック医薬品の利用ができにくくなる・・・といわれます。それは困りますよね。
がん患者の「今」を直視して、治療環境、療養環境をよくしていきたいものです。