6月から検診が始まりました。・・・年に一度はがん検診を受けましょう!
2人に一人ががんになる時代、特に70歳からぐ~んとがんの人が増えます。
年に一度はがん検診を受けて、早期発見、早期治療で、命を守っていきましょう。
私は55歳で1度目の子宮体癌、62歳で甲状腺がんを経験しました。若いころから年に一度のがん検診をする習慣でした。40代からちょこちょこ体調を崩し、「肺炎で入院」も数度あり、過労状態でした。「健康管理も仕事のうち」と検診を位置付けて習慣にしてきました。
「自分の体に関心を持ち、気になれば迷わず受診する」ことが自分の命を守ることにもなる・・・と感じています。
我慢できる痛さだから、症状は大したことないから、仕事を休めないから・・・などいろんな事情はあるけれど、「病院受診」を遠ざけないでください。
「病院は上手に使うもの」です。がん登録を見ると、70歳からぐ~んとがんの患者が増えます。70歳からがん検診なんて受けないよ・・・という人はいませんか。定期受診をしていても病名がついていないのに検査はできません。全身管理をきちんとしてもらう中でがんが見つかることも多いですが、やはりがん検診は欠かせないものなのです。
昨日は甲状腺がんと乳がんの検査をしました。エコーで左の胸に6ミリの「何か」があります。昨年から変化がないので様子観察している「何か」です。自己検診でも気を付けています。マンモグラフィーとエコーで年一度の検査を欠かさないようにしています。「また来年」といわれてほっとしましたが、油断大敵と思っています。自分は高リスク者だと自覚しているからです。
母は73歳で乳がんになり、手術と薬物療法を行いました。もう治療はしないという母を「治療すればひ孫の顔が見れるよ」と説得したのは私でした。そしてその後15年近く生き抜いて11人のひ孫の顔を見ることができたのです。
87歳で亡くなりましたが、死因はがんではありませんでした。
岡山市は6月からがん検診・特定検診が始まります。年に一度は大切な人にも声をかけて、検診しましょうね。