体験し、考えて、発せられる言葉の力
2021年3月11日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今日は東日本大震災から10年目。10年前の今日、14時46分地震発生。その日は2月議会閉会日で、岡山市の避難場所についての討論を終え、自分の控室に帰っていました。
映像で移る津波の実況映像を見て、目が釘付けになりました。すぐ電話をとり、消防局に「今映像を見ていますか。岡山市の津波被害のことを考えて、防災ヘリの駐機場は硬軟飛行場から移動してください。」と電話したのをはっきりと覚えています。
今日は体験した人々のたくさんの声が伝えられます。その声にじっと耳を傾けたいと思います。
体験し、向き合い、考えて発せられる言葉は心に届きます。自分に届いた言葉を受け止めて、これから自分にできることを考えて、少しでもいい、行動していきたいと思います。
宮城では昨年末に仮設住宅から最後の人が退去されたと聞きました。やっとこれからがスタートです。寄り添い続ける自分でありたいと思います。