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こ ん に ち は、 崎本とし子 です

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誕生日

2021年1月16日 崎本 とし子 とし子からの手紙

懐かしいふるさとの夕日です。

今日は私の誕生日です。67歳になりました。お泊りをしていた孫娘が、起きてくるなり「パーン!」とクラッカーを鳴らして祝ってくれ、お手紙をくれました。

「ばあばおたんじょうびおめでとう ばあばだいすきだよ また あそぼうね」

こういうお祝いが一番うれしいですね!

56歳で初めてのがん治療をしたとき、5年生存率82%(一般的資料)という数字を見て、「大丈夫、治る。長生きできる!」となぜか単純に思えませんでした。しかし、5年経ち「私はがんでは死なない」と思い始めます。が、その時2度目のがん治療をします。

この経験から本気で「長生きできなくても自分らしく生き抜きたい!」と思うようになりました。今年は2度目の治療から5年目。昨年は乳がんの疑いがあり精密検査を2回受け、執行猶予中のような気分でいるので、節目の年と感じています。「一病息災」で、がん検診を怠りなく受けて「いのちを守りたい」と思います。何度手術をしてでも直せるのなら生き抜きたい。

皆さんもがん検診を受けてください。がんは命にかかわる病気だけど「早期発見と早期治療」で生きることができます。つまり、症状のない時に見つけに行くこと(検診)でしか命を守れない病気です。

さて、がんがわかったとき(55歳)私はせめて70歳までは生き抜きたい・・・と目標を立てました。その後7人の孫たちを見守りながら、「7人目の子が成人するまで生き抜きたい」と思うようになりました。7人目の孫が成人する年に私は86歳になります。

母のなくなったのは満89歳。母を超える歳まで頑張れたらうれしい。それが今の目標です。

子や孫やひ孫たちに囲まれて、米寿のお祝いをしてもらう時に、「民話の語り」(民話の語りが趣味ですから)をしてみんなを楽しませたい!民話の語りはこれから精進したいことの一つです。

「最期まで人の役に立つ命でありたい」という願いをこれからの生き方でも持ち続けたい。どんな状況でもできることを探して、自分らしく生きて、命を使い果たして旅立ちたい。我が家で旅立つことが私の願いです。(笑)

 

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