- あけましておめでとうございます。2025年1月1日
税金の使い方は暮らし優先になっているか・・・新アリーナを税金丸抱えするのは許さない!
国や自治体はは税金を集めて、それを再配分しています。今では税金(所得税、市県民税、固定資産税、消費税など)と保険料を合わせて、国民所得のうち国民負担率は47~48%です。
さて、収めた税金の使い方にあなたは関心を持っていますか。
来年度の国の予算は115兆円で、史上最高だそうです。うち軍事費は8,7兆円(!?)です。(はて?)収入の24%は国債(借金)です。(借金返しも相当かかる)
支出は社会保障費は38兆円(命や暮らしのための予算が33%)、公共事業費は6兆853億円、農林水産業費は2兆2706億円・・・・。国立大学の運営費が増えず、学生にとって厳しい学費値上げが懸念される状況です。(ため息が出ます)
3人以上子育てしている家庭のこども一人分の授業料は軽減をするらしいが、これはどういう政策なのでしょうか。(例えば1人~2人の子育て家庭はなぜ外れるの?全部対象になぜできない?はて?)
私は自分の税金の使われ方としてこの使い方を承認できません。
北欧諸国の状況を見てみると、国民負担率はデンマークは65,9%(間接税が多く保険料は少ない)、フィンランド59,7%、ノルウェー53,4%、スウェーデン54,5%です。日本は保険料負担が多いのが特徴です。(いずれも2020年のデータ)
各国制度は違うけれど、高等教育費は無償で、医療費や施設入所費は負担はゼロかあっても少ない、 いざというときには社会保障が充実しているのが特徴です。国民は「いざというときは国や自治体が守ってくれると感じている」のです。だから貯金はほとんど必要なしです。
日本は、例えば病気をしたら収入が減り、医療費負担は3割、最高限度額を引き上げて、民間生命保険会社の保険に入っていないと不安を感じる状況です。貯金をしておかないとすぐに転落する不安がある・・・。(次期経団連の会長が日本生命の社長さんだそうですが、医療保険の改悪と連動しているようでいや~な感じがするのは私だけ?)
生命保険に入っていない私は公的制度の充実が切実な願いです。病気は誰もなりたくてなるのではないのですから。
地方自治体を見ると、例えばわが岡山市です。税金がまたまた大規模事業に使われようとしています。
新アリーナ問題にびっくりです。路面電車の延伸の時にも「はて?」と思いましたが、今回の新アリーナは規模を大きくして総事業費が最初の2倍になり、265億円事業だというのです。全部税金?そんなことないよね。商工会議所が要望したのだから、せめて建設費はすべて負担しますと言ってほしい。土地だけは岡山市が貸しましょう・・言うのが妥当でしょう。運営費は毎年4億2000万円かかるといっています。運営も是非民間でやりましょうよ。
水道料金を上げているとき、物価が異常に高い時、国保料を上げたときですよ。市民に負担ばかりかけているときに、新アリーナ建設優先は到底認められません。
私たちの税金の使い方です。商工会議所の優先でいいでしょうか。「はて?」とよ~く考えましょう。
私は、怒りが収まりません。新アリーナを税金丸抱えというのは認められません。そうだ!来年は市長選挙がある年です。税金を市民の暮らし優先にしてくれる市長さんに変えましょうよ!それがいい!
2025年は、巳年です。ヘビは医療の象徴です。命を大切にする岡山市に変える年にしよう💛
怒りすぎて、長~くなりました。気を取り直して、今日は餅つきです。