1歳の孫と「対話」する
2021年1月31日 崎本 とし子 とし子からの手紙
仲良し姉弟です。
「対話する」ことを考えさせてくれる1歳半の孫息子。
最近の様子を見ているとこちらの言うことはよくわかっていて、自分流の言葉を話しているなあ…と思うことがよくあります。
「これが食べたいの?」と聞くと、大きくうなづいて「・・・」と。
マジックで私が書いたのを見て近づき、「・・・・・」と。
「お絵かきしようか」というとうなづき、膝にちょこんと座って、「お目目がここにありまして、お鼻がここにありまして。ほっぺがこうしてありまして、お口がここにありまして、グル~とお顔でアンパンマン!」と書くと、お母さんに「・・・・・・マン!」と言って見せに行きます。
それを10回くらい繰り返したら納得しています。
もうすぐしたらあふれるように話し出すのだろうなあ・・・と楽しみです。
言葉で話すことの楽しみの前に、こんなコミュニケーションの楽しみがあることに気づいて、楽しませてもらっています。
表情をよく見たり、じっくり目を見て聞いたり尋ねたりすることは大切なこと。わかっていても日常の中でなかなかできないのは、こちらがイライラしているから・・・。
言葉の獲得はこういう時から始まっているのだと改めて感じるこの頃です。そしていつも「賢い!賢い!」と褒めることが、成長には欠かせず、うれしそうです。
モノでなくても「いのちことば」で育てたいと思います。