「がんを正しく知って自分の命を守ろう」をテーマに講演してます。
2018年6月26日 崎本 とし子 とし子からの手紙
がんサロン・たんぽぽカフェを初めて、今年で7年目です。2回のがん体験を踏まえて、看護師としての知識を活かし、「がんを正しく知って自分の命を守ろう」をテーマにお話をさせていただいています。
今日は毎年声をかけてくださる地域の愛育委員会の定例会で話します。こういう機会を私は大切にしています。今年もお話しできることを幸せに思います。
告知の時の心の変化、治療選択の時の葛藤、仕事と治療の両立、家族への配慮、何より「がんという病気のことを知る」情報収集、命を守るために必要なこと、自分らしく生きるとは・・・など体験を踏まえて話します。
早期発見の必要性を知ってほしい!自分の体に関心を持ってほしい!何よりがんを正しくしってほしい!との願いを込めて話しています。
がんは早期発見で治る病気になりつつあることを知ってほしいし、予防できるものは予防して、命を落とす人を減らしていきたい・・・という切実な思いがあります。
2人に一人ががんになり、3人に一人ががんで死ぬ日本。受動喫煙の防止対策は世界でも最低水準です。
大切な人の命を守るために、もっと健康を守る環境に変えたいですよね。毎年100万人を超える人が告知を受けますが、64歳以下はその3分の一にもなるのです。人ごととしてではなく自分事として「がんという病気」を考えてみませんか。いつも子ども世代のことを考えながらお話する私です。