伊方原発再稼働差し止めの判決に拍手!
2017年12月15日 崎本 とし子 とし子からの手紙
広島市と松山市の住民が起こした「伊方原発運転の差し止め」を求めた裁判の高裁判決が出ました。
阿蘇山から130キロ、広島から100キロのところにある伊方原発は今定期点検に入っています。2月から再稼働動の予定ですが、今回の判決で稼働にあたっては火山噴火の影響についてなど改めて安全対策の見直しが求められます。
判決は規制委員会が新基準で「適合」としたことを「不合理」と批判し、火山噴火のリスクを直視しない姿勢を批判しました。立地の是非が問われています。
2030年に自民党は20~22%を原子力発電で賄うとしています。福島原発事故を過小評価し、国民の健康と命を置き去りにする政策です。
私の実家は伊方原発の20キロ圏内です。現実的な避難計画も示されないまま、再稼働を進める政策には納得できません。伊方原発のある所は環境のいいところです。私の故郷はステキなところです。でも原発があるので移住のまちづくりも積極的に進められません「伊方原発に何かあれば瀬戸内海が壊れる!」というのも私の不安の一つです。
原発は人とは共存できない。改めてそう思うこの頃です。