岡山市愛育委員会の総会で受動喫煙の防止と啓発の取り組みを提案
26日に、岡山市愛育委員会の総会がありました。私は旭東学区の会長として出席。市内98地区学区の会長のうち94人が参加していました。今年の愛育委員は市内で約5500人だそうです。
会長と副会長2人の3人が交代されました。会長は好長会長(35年愛育活動)から辻会長へ。新会長の選出は適任だと思います。
日頃親しくさせていただいている辻会長のご活躍を期待しています。
私は事業計画案のところで提案をしました。5つある重点目標のうち、「禁煙の輪を広げましょう」のところです。受動喫煙の防止と啓発の取り組みも内容の一つであることを確認の上、岡山市に対して「公共スペースでの禁煙と受動喫煙防止策に取り組むこと」を要望してはどうか(議会へは陳情か請願を)・・・と提案したのです。
具体的には、駅の東口、西口に3か所ある「灰皿」(喫煙場所)をなくし、完全分煙の喫煙場所をつくることが必要だということについて提案しました。
これまでがん患者団体が連携して出している陳情は岡山市議会ではまだ継続審議のままです。しかし、国でも受動喫煙防止の観点から飲食店ですら禁煙が議論される時代になってきたのです。オリンピックがあることでやっと国際的に遅れている日本の禁煙対策が変わろうとしているのです。
長く禁煙運動を掲げてきた愛育委員会も行動するときだと思います。愛育委員会の要望や市議会への働きかけは、必ず姿勢を動かす・・・と確信します。
辻会長は、「検討」を約束してくださいました。がん対策推進条例を持っている岡山市です。必ずタバコの煙のない駅前にできると信じ、行動していきたいと思います。
市議会は2年の折り返しです。保健福祉委員会の体制も変わります。新体制の下で、ぜひタバコの煙のない駅前広場を実現してほしい・・・と願っています。私(岡山がん患者・家族岡山市連絡協議会会長)は懇談の機会を持ちたいと思っています。がん患者団体の陳情をこれ以上棚上げしない議会であってほしいのです。がん患者にとっては時間が大切なのですから・・・・。そのことを理解できる議員さんたちだと信じています。