今日は看護学校の講義の日
2016年10月12日 崎本 とし子 とし子からの手紙
いい天気が続きますね!朝夕冷え込んできました。
水曜日は看護学校の非常勤講師の日です。
今日は「福島原発事故の今」の特別講義です。深刻化する汚染水処理問題、地下水が汚染され続けていて、来年には満杯状態になる・・・。どうするのか。
「トリチュウム汚染水は環境への負荷が少ないから、海に流してしまえ・・・」「反対の声があればしない・・・というのではなくて、ベターな方向を実行すべき・・」などの意見が出始めています。
一方で、原発再稼働が進められ、福島原発事故の教訓は活かされていません。政策の方向も転換せず、福島原発は今も深刻な状況なのに「関心は薄れ」(いや薄れさせ)、「汚染水は完全にブロックされている」という大嘘で東京オリンピックを誘致した安倍総理の二枚舌政治は続いています。
看護師という仕事は科学的裏付けをもってする仕事です。看護学生たちには正確な認識を持ってほしい・・・と思い、この特別講義を持っています。
私の授業は、「関心を持つ、事実を知る努力をする、事実に基づき判断し行動する人になる」ことを求めてきました。判断できないと看護の仕事はできないからです。
国家試験だけでなく、私のような教員との出会いが、なにかしら心に残るとうれしい・・・と思う私です。