敬老の日
2016年9月19日 崎本 とし子 とし子からの手紙
敬老の日です。65歳以上の高齢者は3461万人で、女性は女性総人口の30%を超えたそうです。(男性は24,3%)
有権者比率で言えば、40%ぐらいになるんじゃないでしょうか。
社会を動かす勢力ですね。後期高齢者(75歳以上)は総人口の13,4%です。
65歳以上で仕事をしている人は21,7%で、欧米(アメリカは18,2%、カナダは12,8%、)比較で高くなっています。年金が少ないことの表れではないでしょうか。
高齢者の世帯(2人以上)の貯蓄残高は前年比より69万円減り、定期預金などが減少。平均貯蓄金額は2430万円だそうですが、一番多いのは300万円~400万円の人のようです。すごい格差があることが予想できますね。
山陽新聞は社説で「安心の長寿へ貧困対策を」という文章を載せました。国民年金は40年収めて月65000円です。これでは暮らせません。子どもも頼れない世の中の状況で、長生きが不安につながるのはいけませんね。
これから後期高齢者医療保険も介護保険も保険料が上がりそうだし、サービス利用はままならない時代です。
でも元気で長生きは尊いことです。今年の敬老の日はあの戦争法が都って1年目の節目に当たります。戦争を体験した多くの高齢者の切実な願いは「戦争だけはしてはならない!」です。今、内戦状態の南スーダンに自衛隊を送ろうとしている安倍政権の危険な状況です。沖縄への住民弾圧と合わせて、「アベ政治は許さない」という声が高まっています。
何歳になっても社会の動きに関心を持つ高齢者でいたいと思います。数では社会を動かせる勢力なのですから!高齢者の皆様、これからもお元気でお過ごしくださいませ。