改憲を明言した安倍総理・・・・参議院選挙で過半数割れさせ退陣してもらおう
「今の自民党はダメだなあ・・・」と知り合いがつぶやきました。最近の安倍政権の支持率は下がり始めています。
憲法を踏みつけにしながら改憲を明言する、安全とは言えない原発を再稼働、アベノミクスの限界を認めない、医療や介護の報酬を下げ現場を破壊、子どもの貧困の対応を言いながら子供の医療費無料化には知らんふり・・・の安倍政権。やりたい放題です。
冒頭の知人は自民党を支持してきた人ですが、今の安倍政権には違和感がある・・・といいます。「昔の自民党はまだまともだった。やりすぎには待ったをかける重鎮がいて、バランスをとっていた・・・」と。安倍政権は公明党と共に、憲法違反にすらブレーキが利かなくなった・・・のです。「危ないよね・・・」という人が多くなりました。
ならば・・・と、ついに5野党が協働することになったのです。戦後初めてのことです。参議院選挙で1人区は32選挙区あります。そのすべてで「野党統一候補」を作るのです。もちろん市民統一候補のところもあります。その候補を5野党が支援します。
つまり、「憲法違反の安倍政権」VS「立憲主義を守る市民・野党連合」の構図で選挙となります。
沖縄のように、政党支持を乗り越えて、「憲法を踏みにじるのはダメ!」という勢力が一つになるのです。政治は国民の声で動くことを確信したいですね。
政治は混乱する・・・と心配ですか。私は心配していません。国の知性と若者たちのエネルギー、そして主権者を自覚している人々の力で、5野党が合意する内容を推進する政府ができれば、希望が見えてきます。今の政治のひどさよりは絶対「いい政府」ができます。「談合」の批判は当たりません。自民党と公明党のどこが同じ何でしょうか。今も違う政党が政府を作っているのです。
小林節さん(慶応大学名誉教授)は言います。「私の中にも反共というこの国の常識があった。でもそれは根拠のないものだと心の整理がついた。・・・」と話し、5野党共闘で自公政権と対決できる希望ができた・・・と。これから国民の運動が大切だ・・・と語っています。
藁の千本は柱にならぬ・・・という言葉を思い出します。柱になる勢力をしっかり作りながら、国民のための政府を作りましょう!