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県議会常任委員会傍聴

2011年8月24日 崎本 とし子 とし子からの手紙

今日は9月議会の内容について他11項目の議題。いつもどおり、環境文化保健福祉委員会を傍聴(視聴)。県民らしい人は6人おられた。

10時にはじまり、11時47分に終了。質疑は延7人だけ・・・。

11項目の協議事項の中には、「岡山県自殺対策基本計画(仮称)」(素案)についての説明があった。9月27日まで県民の意見聴取をするというが、県議会での意見は一人だけが質疑しただけ・・・。平成27年までの計画なのに・・・・なんて真剣さがないのだろう・・と驚く。

H22年度介護保険の決算状況も報告された。全国比で認定率が19,5%と高い(全国は16,9%)うち、85%が給付を受けている。実質収支は10億円余の黒字とのこと。

普通徴収(つまり月15000円以下の年金の人)の収納率は70%。全国平均68,9%より高い・・・と説明。委員から、滞納者にはペナルティーがかかっていると思うが現状は・・との質問に「岡山と倉敷で、90人いる」との答弁。それ以上の論戦はなかった。これで終わるのか・・・と残念無念であった。

滞納者は9割給付のところを7割給付にされて、負担でのペナルティーは重く、サービス制限になる場合もある。滞納した保険料はさかのぼって2年しか払うことができない仕組みになっているのだ。払う・・・といっても払わせず、ペナルティ-をかける仕組みはおかしくないか・・・と市議会では大議論してきた問題だった。仕組み上問題がある。高齢者は、「忘れる」こともあるだろう・・。それをすべて自己責任にして罰する・・という発想がおかしい。県議会ではなぜ問題意識が弱いのだろう・・・。

H24年度は介護保険料の変更の年だ。保険料負担は限界に来ている。今日の傍聴で発見したのは、財政安定化基金の取り崩しについて、24年度にかぎってサービス基金としての活用を国が認めているということだ。基金残高は51億円。(使おうとしているのは16億円!?)県民のために活用して欲しいし、各自治体からしっかり要望をあげて欲しい。

保険者は自治体である。「払える保険料にしてほしい」という県民の願いに応えて欲しい。

政策能力の発揮のしどころである。当局にも、議会にも期待したい。

もう一つ、在宅の暮らしを支えるために、訪問看護コールセンターが開設される。9月1日から。月から金までの9時から17時30分まで。TEL・・・086-238-7577

訪問看護の利用の仕方や事業所紹介などの応じるとのこと・・・。活用してみたい・・・。

今日も常任委員会は農林水産委員会は10時27分に終了。県議会はどうなっているのだろう?

そうそう、今日年2回発行され、新聞折込で配られるという県議会だよりを見て気付いたことがある。

議長が総務委員になっている。問い合わせると、委員会審議に委員として参加されている・・・というのだ。県議会議長は多忙ではないのかもしれない。市議会では議長は委員会には所属しない。所属しても参加できない・・・。いろいろの違いがあるものである。

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