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県議会の常任委員会傍聴記

2011年8月19日 崎本 とし子 とし子からの手紙

18日開催の県議会の常任委員会傍聴に行ってきました。

一斉に6常任委員会が開かれ、議題は来年度からの「夢プラン」(中期5カ年計画)の集中審議です。素案が示されており、県議会議員の意見を聞く場ですから、真剣な議論が望まれます。

来年度以降5年間の計画ですから、今回選出された議員の任期より長いのです。責任をもって県政の方向を議論しておかねばなりません。

県議会の傍聴はモニター視聴です。私は環境文化保健福祉委員会を中心に傍聴。10人の委員です。

10時開会。いつもどうり環境文化部から審議が始まりました。補正予算の説明があり、一人が質問して終了。その後、夢プラン(素案)の説明と審議。4人が質問し、審議終了が10時58分。一時間かかりませんでした。環境政策での議論がこの状況です。実質的な政策議論の部分はメモに残すほどの内容はありませんでした。

続いて、保健福祉部の議論です。私はワクワクしながら注目していました。命や暮らしの集中審議なのですから・・・。説明が11時14分から21分まであり、その後質疑がはじまりました。

質問したのは6人。福祉避難所への対応、保育待機児問題(県下の対機児は65人と報告)と対応、片親家庭の多様な保育ニーズにどう応えるか(24時間認可保育園が必要)、発達障害児・者の支援の取り組み、放射能汚染への対応など議論がありました。

そして、11時58分には委員会終了。質疑時間はたったの37分。6人が調査に基づき、政策議論をした時間としていかに少ないか・・・はおわかりいただけると思います。

医療問題、特養待機者問題などは一切議論がありませんでした。残念です。一問一答なのに、当局の答弁は答えになっていなくても許されています。驚きです。

がん患者としては、拠点病院だけでなく準拠点病院制度を導入して、拠点病院のない医療圏域でもがん治療がうけれるようにして欲しい・・という願いがあるのに議論の対象になっていませんでした。

議員さんが現場の声を必死になって拾い上げようとしていない・・・、現場の声が届いていない・・・と思います。

夢プランは8月19日から9月19日まで県民のパブリックコメントをとります。ちょっと大変ですが、関心のあるところだけでも意見を上げましょう。

議会の議決は12月議会になるようです。県議さんへの働きかけはこの秋が大切です。

自分の願いをしっかり届けて、県議さんたちには県民のために働いてもらおうではありませんか。

傍聴室には机がなく、メモをとるのも一苦労です。答弁の声が聴き取りにくく、県民傍聴が大事にされている気がしません。改善して欲しい!!(議会事務局の方には伝えました)

この日の委員会終了時間は、早い順に土木委員会、産業警察委員会、文教委員会、農林水産委員会、環境文化保健福祉委員会、総務委員会で、すべてが12時18分には終わっていました。岡山市議会ではありえない・・・と思いました。(少なくとも私の経験では・・・)

暗黙の了解になっている「午前中開催」の慣習は「十分な議論こそ大事」という観点から、そろそろ改革して欲しい・・・と思います。

県民からみて、きちんと論議しているな・・・と思えない状況を続けていては、「議員はがんばっている!やはり必要だ・・・!」とはなりません。やることをやってから、県民に議員の存在意義を示して欲しい。当局の政策に迎合するだけの、政策能力のない議員は県民にとって迷惑です。

皆さんも傍聴に行きませんか。発見が多いと思います。次回は8月24日(水)午前10時から。

岡山県 >> 新夢づくりプラン

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