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静岡がんセンターの取り組み・・・山口健先生のお話に希望を感じる!

2013年7月6日 崎本 とし子 とし子からの手紙

5日、静岡がんセンターの山口先生のお話を聞く機会がありました。

超高齢社会における「がん拠点病院」のミッションとは・・・と題された講演です。コノタイトルの答えは「患者が気持ちを楽にして治療を受けれることに役立つこと」「患者がどんな状況にあっても最善の医療を目指すこと」・・・と明快です。

さすがにこの10年間の取り組みを通じて、よく整理された内容でした。

「患者を中心において、多職種がチームをつくって医療に当たる」ことを実践。その際、看護師は「要」になる。これまで医師が中心で、他の職種は「指示まち」状態だった。それを変えたら、医師は診療に仕事が限定され、楽になった。

静岡がんセンターにやってきた医師の感想は2つ。「医師がすることは診療だけでさびしい」「看護師が威張っている。でも話すことはもっともなことをいい、納得できる」と。

抗がん治療(抗がん剤治療ではない)、支持療法、情報処方(患者が治療参加していくために必要)・・など日ごろ患者会で聞く様々な相談に答える「対応」が整理されていました。大変興味深いものでした)

QODの目指すもの・・・「まだ死にたくない。だが、どうやらお迎えがきてしまったようだ。医師や看護師のおかげで痛みはひどくなかった。家族もよくがんばってくれた。悔いはない。ありがとう。」・・・そのとうりです。

最近の「在宅医療」について、「患者の希望をかなえる在宅医療でなければならない」と。山口先生は「患者の立場に立って、考える人」です。すばらしい!

拠点病院は、最後の1週間の受け入れを責任を持つことを求められるのでは・・・。在宅死は必ずしもQODと言い切れない・・・。など今後考えるべきことも見えてきました。

コスト議論で在宅を論じるのではなく、「患者を中心に考えるがん医療」に希望を感じる講演会でした。聞いた関係者は、時間外に勉強しようとする人たちです。岡山でも静岡に負けない患者の望む医療ができるようになる・・・!今後に大いに希望を持ちました

厚労省の人の話はよくわからない話でした。(残念!)

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