BSE(牛海綿状脳症)対策としての全頭検査を廃止する食品安全委員会の方針
2013年4月4日 崎本 とし子 とし子からの手紙
JE!JE!(岩手の方言で、驚いたという意味だとか)びっくりしています!政府はBSEという病気で苦しんでいる人のことを忘れたのでしょうか・・・。
2001年にBSE感染牛が見つかり、日本では全頭検査が「常識」でした。米国牛の輸入に当たって、検査が「20ヶ月以上に縮小されたときも、各自治体の対応で自主的全頭検査が続けられてきました。
今回、食品安全委員会は「検査は48ヶ月以上でいい」ということにする・・・というのです。肉用牛は29ヶ月~31ヶ月の牛が多いようです。つまり、今回の基準では9割近くは検査不要となり、「国の補助金は削減」されるようです。7月から検査縮小を実施するとか・・。なぜ急いでいるのでしょうか?TPPの前倒しなのかな・・・と不安に感じます。岡山市はどうするのでしょうか。
「牛の肉骨粉を肥料に利用すること」も農水省は求め、複数の委員から「慎重にすべきだ」などの反対意見があったのにもかかわらず、委員長(酒井健夫座長・・どういう人か調べてみたい))が押し切ったのだとか・・・・。飼料について必要な規制がなくなる危険性があります。
食の安全は命にかかわることです。「安全神話」が原発だけでなく、食の安全でも「作られている」と思うとぞっとします。食品の安全にかかわる表示は必要なことですが、TPP参加で「規制」はアメリカルールになり、緩和されます。
TPP参加は私たちの命にかかわりルール変更に繋がるのですね。おーー怖い!