角谷先生との出会い
2011年6月9日 崎本 とし子 とし子からの手紙
義務教育完全無償化をめざす市民会議の記念講演は、角谷敏夫先生だった。日本でただ一つの刑務所の中の中学校の教員をしておられた。
テレビドラマにもなったのでご存知の方もあるかも・・・。
テーマは「学びと感動が人を変える」。
57年桐分校(長野県松本市)は続いている。先生は担任を35年なさったそうだ。699人が卒業。大事にしてきたのは、「弱いものの心の痛みを理解する」「不正をしない」。・・・自分がされていやなことはやるな・・といい続けた。困難を背負った人は受刑者であり、中学生である。
学ぶことによって感動し、ひとは変化していく。桐分校の生徒は日本一よく勉強する生徒だ・・・。
「風にまけるな!自分に負けるな!」「ずっと自分育てを!」のメッセージは快く、感動的にこころに残った。
私もいつまでも学ぶことを忘れず「謙虚」に生きたい・・・と思った。誰もが学べる環境をつくることは大切だ。岡山市は今年就学援助の認定基準を15万円引き上げた。親の経済力の差でこどもが学びたくても学べない・・・、修学旅行にいけない・・・なんてことのない岡山市でなければならない・・と運動することの大切さをあらためて思った。
先生のメッセージを受け止めて、さあ!これからも自分磨きをしよう!