京橋朝市へ »
看護師であるという幸せ
2011年6月4日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今日は県看護協会総会の日でした。写真は挨拶される山谷会長です。私の看護学校の先輩です。自民党のあべ衆議院議員が挨拶されましたが、被災者の気持ちとずれている議員感覚が感じられ、私は拍手を贈れませんでした。病院協会会長は挨拶で「国家の危機に際して政治をもてあそぶ国会議員には怒りを通り越して悲しい思いを抱く・・・」と述べられました。
午後は看護協会が行っている「まちの保健室」のボランティアをしました。看護師として世の中の役にたてることは私の幸せです。
16人の方が立ち寄られて、血圧を測ったり、健診のお勧めをしたり、いろんなことを話してお帰りになりました。健康への関心は高いです。
看護協会長表彰をお受けになった皆さんおめでとうございます。これからもご活躍をお祈りします。
表彰者を代表して謝辞を言われたのは、岡大病院の看護部長の保科さんでした。
「その人のもつ力を引き出す生活過程を整えることは看護の役割。看護の知識と技があれば、どこででも看護力を発揮することができます。これからもしっかりがんばりたい・・・」という趣旨のあいさつでした。私は看護論を盛り込んだあいさつをきいて、「さすが・・・」と感服いたしました。
看護師はいい仕事です。生活過程を整えることにより、健康増進を進める専門職として、できる仕事はいっぱいあります。私が被災地で実感したことでした。
私も今後看護師としての能力を発揮する仕事(看護学校の講師)に微力を尽くします。