「リンパ浮腫への理解とセルフケア」を学ぶ会
22日に、「並木ひろば」(がんの患者と家族のためのクラブ)が主催したリンパ浮腫の学習会へ参加しました。
リンパ浮腫の原因は、原発性は1割で、続発性が9割とのことでした。続発性のなかに、がんの術後(リンパ節をとったとき)も入ります。乳がんや子宮がん、前立腺がんなどでよく見られます。
子宮がんなどの場合は、足が腫れてきます。ほっておくと、靴を履けなくなったりするなど生活上の困難を抱えることになります。発症すると一生治りません。一生の付き合いをしなければなりません。
私も気になっているので、情報収集を怠りません。右下肢の腫れが気になっており、注意しています。「疲れすぎが、炎症を起こしやすくする」といわれるのですが、これが結構難しいです。何でも一生懸命やってしまう「私の性格」が災いとなりますね・・・。セルフケアしかありませんので、他人にはわかりづらいのです。
さて、患者は困るのですが、まだ医療者には問題意識が薄いのが現実です。「命にかかわらないこと」だからです。
でも、最近患者の声により、関心を持つ人が増えている・・・と感じています。早期に症状を見つけ、早期に対応をすることの必要性があります。そのために早期対応ができやすくするための、環境(保険適応範囲を広げるなど・・・)整備が必要です。それにも取り組んでいるところですが、社会の理解がなかなか進みません。粘り強くがんばります!応援してくださいね!
昨日の学習会では、あらためてリンパ浮腫への理解と生活面のセルフケアについて、認識を新たにしました。
たんぽぽカフェでも、11月17日(土)午前中に医療生協のわかくさ診療所の2階ホールで、光生病院のセラピストに来ていただき「研修会」をする予定です。ぜひご参加くださいね!
患者のしんどさを知る医療従事者を増やしたいな・・・と思います。よろしくお願いします。