9月は「がん征圧月間」
2012年9月5日 崎本 とし子 とし子からの手紙
4日に、がん征圧岡山県大会がありました。
セレモニーのあとに、肺がんの最前線のシンポがありました。
肺がんの死亡率を減らすためには、なんといっても「禁煙」です。タバコがなくなれば、6割のがんは減らせる・・・というのは事実です。受動喫煙の問題が社会問題となり、国の計画でははじめて喫煙の減少に向け、数字目標が設定されました。
先日、ラジオ体操をしているとき、タバコをすいながら歩く人をみて、小2の子どもが、「タバコはやめたほうがいいですよ。癌になりますよ!」と声をかけたのです。私は、がん教育が制度化されたら、こういうことが当たり前になるのだなあ・・・・と思いました。
岡山県の若年層の喫煙はこの5年間で、2倍に増えました。行政をはじめ、関係者の本気が問われている気がしています。
肺がんの治療も進歩してきましたが、やはり早期発見早期治療以外に命を守る手立てはありません。あらためて検診の大切さを確認する「大会」でした。