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「まちなかがんサロン」増やしたい!・・・常設も必要です。
2022年5月28日 崎本 とし子 とし子からの手紙
コロナ禍でもがん患者当事者と家族は増えています。
患者は、突然のがん告知、治療開始が思わず延期になったり、現実を受け止められず治療の決断ができなかったり、仕事のことなど社会的な問題もあり家族への思いも合わさって不安がいっぱいです。
家族は、本人を前には言えない葛藤を抱え、面会もままならず、病院で看取りをする人、本人の希望をかなえたいと在宅で見取りをした人、どうしようかと揺れる人など様々です。
患者本人は家族を思い、家族は本人の思いに沿いたいができない苦悩を抱える・・・・。治療がうまくいけばいいのですが、うまくいかないことがあります。
がんサロンは、抱えた荷物を降ろして、少しだけほっとする場です。体験した人だからわかりあえる共感力があると思います。がんサロン参加者は寄り添う力を持っています。「一人じゃない」と思えたとき、少しだけ前へ進める気がします。
病院でもなく、自宅でもなく自分の思いを語ることができるまちなかがんサロンは必要な場所です。
常設のまちなかがんサロンを岡山市に作りたいと思っています。