核兵器禁止条約発効から1年・・・59か国が批准、日本はどうして批准しないの?
2022年1月22日 崎本 とし子 とし子からの手紙
核兵器禁止条約が発効して、1年です。11月22日。
「核兵器の廃絶の始まりの日」と期待が高まりました。被爆者の思いが形になった条約でもあると私は思います。
サーロー節子さんの体験や活動のドキュメンタリ映画を見ました。カナダで暮らすサーローさんですが、被爆体験は、彼女の人生の根っこにあります。づっと被爆者の体験を語り、核兵器はなくさないといけないことを伝え続けています。広島女学校の同級生たちは被爆し、多くがなくなりました。生きている自分には役割がある・・・という強い使命感を持っています。すごく感動しました。
「生きている自分」の役割を考えてみましょう。世界で唯一の戦争被爆国が日本です。日本の国民として世界に対して、被爆者の体験を他人事とせず、核兵器禁止条約批准のために声を上げる役割があるのではないでしょうか。
核兵器禁止条約の批准国は59か国になりました。日本は何番目に批准国となるのか。
岸田総理は広島出身の総理大臣です。3月の締約国会議にオブザーバー参加もしない・・・という態度はどの総理よりも罪深い行為となると思います。
早く日本を核兵器禁止条約の批准国にしたい!それを実行する政府を作りたいですね。