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終戦記念日

2021年8月15日 崎本 とし子 とし子からの手紙

前線が停滞しており、全国各地で災害が多発しています。まだまだ油断なりません。今日は終戦記念日です。

十五年戦争であなたの家では何人の犠牲があったでしょうか。戦場へ行かなくても戦災で亡くなった人も多くおられます。戦争で被害者がいない家は少ないでしょう。

私の身近では叔父(父の兄と弟)が2人戦死しました。実家の愛媛では、毎年お盆は迎え火をたき、迎え団子を作り、仏壇を盆飾りで準備し、お寺さんが来られました。いつ来られるかわからないお寺さんの接待を任されて緊張していたのを思い出します。

日本の始めた侵略戦争で2000万人といわれるアジアの人々を殺し、310万人といわれる日本国民がなくなりました。

今の憲法ができる前の日本は戦争を繰り返していたのです。多くの犠牲を出して終戦。「二度と戦争はしない」という思いを込めて作られたのが日本国憲法です。憲法前文や9条を読むとその固い決意が伝わります。この憲法を変えさせてはいけません。

自民党は憲法9条を変えることを目指している政党です。今、コロナ禍で国民の命より五輪を優先し、感染爆発の原因を「国民がいうことを聞かないからだ」といわんばかりに、言うことを無理やり聞かせようとする「緊急事態条項」を憲法に書き込むことを画策しています。菅総理はどさくさ紛れの改憲を口にする状況です。

コロナ感染拡大を国民の自己責任にするような政権では命を守れません。

こういう政党に政権を任せていいのでしょうか。

13日の報道された「しかたなかったというてはいかんのです」というドラマを見ました。大学病院で生きている米軍捕虜を解剖して、殺した事実をもとに、戦後の軍事裁判でいった言い渡される助教授を主人公に描いたドラマです。

戦争中だったから「仕方がなかった・・」とはいわず、人をもののように扱い、命を奪った行いに向き合う医師の葛藤が描かれます。

主人公はつぶやきます。「あの時、たとえ殺されてもはんたいをすべきだったんだ・・・。しかたがないというてはいかんのです。」と。

76年前に終わった戦争。私はこの事実を忘れてはならないと思います。叔父や父は戦場に行ったのです。言葉では語れない体験をして、生きて帰ってきた・・・。生きて帰ってきたから私がいるのです。

憲法9条は変えてはいけない。戦争は殺し合いだ。核兵器はなくさないといけない。戦争はひとがおこすことだから、人の手で食い止めることができる。紛争は話し合いで解決をすることが一番。日本は戦争しないと書いた憲法を持っている国だ・・・と子どもたちや孫たちに伝えたい。

毎日仏壇に「今日もいい日になりますように。今日も精進いたします。見守ってください。南無阿弥陀仏」と手を合わせています。憲法には「国民のたゆまぬ努力で憲法をまもること」が明記されています。

この国で戦前から戦争反対を貫いた政党は日本共産党です。戦後国民主権を実現し、女性が選挙権を手にしました。日本国憲法になってからは「戦争しない日本」です。終戦の日に私は改めて、たゆまぬ努力をすることを誓います。日本共産党を大きくすることはこの国の平和を守ることです。戦争を二度と繰り返さないことにつながります。戦争をしていた時代にたとえ殺されても「戦争反対」「侵略戦争は間違っている」という旗を降ろさなかった政党は日本共産党です。信頼できると思います。

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