今日は日本では終戦の日、韓国では光復節
今日は日本でいう終戦の日。韓国では光復節・・・光が復活した日、植民地支配や占領地支配が終わった日です。
日本は日清戦争(1894年~95年)で中国から台湾を奪い、日露戦争(1904年~05年)で韓国を保護国化し、南満州を勢力範囲としてアジアで唯一の帝国主義国としてアジア諸国に対する侵略と戦争の道を進みました。
アジアの犠牲者は2000万人以上、日本人300万人以上といわれます。おびただしい数の命が失われました。
その犠牲者の遺言のように誕生したのが日本国憲法です。「戦争放棄」の決意は国民にとっては「もう戦争はしない国になった。愛する人を戦争で奪われることはない・・」と歓迎されたことと思います。
どの家族にも戦争で亡くなった人がいたのですから。私も叔父2人が戦争で亡くなりました。兵士の6割は餓死だったそうです。
1945年8月15日は日本がポツダム宣言を受諾して終戦を迎えた日です。一方、植民地支配を受けていた韓国からすれば光が復活した、解放の日です。侵略戦争をした加害の歴史の視点を忘れてはならないと思います。日本で日本共産党のように「侵略戦争反対」を訴え続けた政党・党員がいたことは救いだし誇りに思っていいことです。
歴史を国際的な視点で正しく認識することは大切です。独りよがりな歴史認識では、国際的な協調ができません。
安倍政権はその意味で「独善」です。国際的には通用しない歴史認識です。
戦争ばかりしていた日本は日本国憲法のもとで「戦争しない国」になりました。でも、それを変えて戦争できる国にしようとしているのが自民党です。自民党は憲法9条を変えることを党是としている政党です。
私は憲法9条を変えさせてはならないと思います。今日はその思いを新たにする日です。女性が選挙権をもってまだ73年です。有権者の過半数である女性の力は、戦争を決して許さないと思います。命を生み出す女性は命を守り育てることを望んでいると信じています。
女性が政治の世界に増えることは、戦争を繰り返さないための大きな力になると思います。
命は何より大切です。日本国憲法を全面的に活かした政治を願ってやみません。