東京女子医大が「一時金ゼロ」を撤回・・・労働組合と国会論戦の成果
2020年7月19日 崎本 とし子 とし子からの手紙
東京女子医大はコロナによる減収を理由にした夏季一時金ゼロの方針をは撤回し、「支給する方向」を通知しました。当局は、福祉医療機構からの有志の見込みが立ったとしています。(よかったですね)
政府が医療機関の困難へ何の手立ても打たない中で、必死に命がけで働いてきた職員への賃上げなし、一時金なし・・・という状況が全国あちこちの医療機関で起こっています。
東京女子医大では看護師400人が抗議の思いを込めて退職希望を出していました。日本共産党の小池参議院議員(書記局長・医師)は国会で取り上げて議論してきました。医療機関への政府の支援を強く求めてきました。
今回、労組の闘いと、国会論戦が実を結ぶことになりました。医療機関への支援を政府の責任で行う仕組みを作ってほしい。慰労金支給だけで問題解決にならないことは明らかです。
予備費10兆円は何に使うのか、監視とともに国民が声を上げていかなければなりません。忖度政治のもとで、税金を身内で分け取りするようなことがあってはならないのですから・・・。