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新コロナ感染症との闘いの中でほっこり!
2020年5月14日 崎本 とし子 とし子からの手紙
新コロナ感染症の広がりの中で、自粛生活が続いています。経済への影響が広がる中で生活が苦境となる人が増えています。それを感じて、何とかできることをしたい・・・と思う人がたくさんいます。私の周りで起こっているほっこりする話をいくつかご紹介します。
*手術室のマスクやガウンや帽子が足りない・・・!と看護師さんが手作りしている話を聞き、地域の住民が支援し「見通しがついた」と。
*学童保育へお菓子を差し入れした訪問看護事業所の話。受け取った学童保育の指導員が喜んでいました。
*子ども食堂にかかわる人へ、近く開店するパンやさんが「試作で焼いたパンを活用してください」と提供した話。もちろんおいしいパンですよ。
*「さんステ(駅)のお店では、観光客が激減してお土産が売れず、30%で販売しているのでそれを買ってきた。病院の人たちに届けてほしい。こんなことしかできないから・・・。」と届いたお土産用のお菓子。すぐに病院に届けて、「暖かい気持ちがうれしい!」と笑顔が返ってきました。
*「お変わりないですか」の声掛けで一人暮らしの高齢者を「声掛け訪問」するととても喜ばれます。
*「元気でいようね!生き抜こうね!」と声かけあって、また会う日を楽しみにするがん患者会活動。
ウィルスとうまく折り合いをつける方法を身につけて、長く向き合う「覚悟」を持つことが必要なようです。何気ない一言で、元気をもらう日々。そんな日々を「当たり前」と思わずに、感謝して過ごしたい。「いのちことば」をかけることができる自分でいたいです。