今日(3月8日)は国際女性デー
2020年3月8日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今日は国際女性デーです。ご存知ですか。
国連は今年は「ジェンダー平等達成、すべての女性と少女に人権を保障する世界的な運動を起こす好機」「要の年」と呼び掛けています。
20世紀の初めに女性参政権を求めるアメリカの女性たちの行動から始まりました。1910年、社会主義を目指す世界の女性運動の会議で、毎年あらゆる国で女性デーを実施することが決議されました。スローガンは「パンと権利と平和」です。
1923年に初めて日本で開催。それ以降、毎年多彩に開催されてきました。
日本が女性差別撤廃条約を批准して35年、「ジェンダー平等を強調した第4回世界女性会議(北京)から25年、ジェンダー平等を「持続可能な開発目標」の基本に据えた決議採択から5年の今年は節目の年です。
岡山では北京会議から2年後の1997年に日本女性会議が開かれ、女性への暴力(DV)問題が初めて分科会で議論されその後の条例制定などにつながることになりました。私が初当選した1987年には3人だった女性議員数は、その後女性議員を増やそうという動きが広がり、岡山市議会でも女性議員が3人から5人、7人へと増えたのです。(今は5人)党派を超えて女性問題解決では協働する・・・という議会活動を意識し実行しました。遅々としてとして仕組みが動かない中でも、声を上げ続けることで1歩1歩と進む力になりました。
ジェンダー平等指数が121位と大きく遅れている日本の現状ですが、経済、政治分野でその問題が顕著です。
女性だけでなく男性の問題としてジェンダー平等が語られ始めています。社会全体でこの問題解決に向き合うことが持続可能な社会の発展につながると思います。この日のシンボルの花はミモザの花です。