岡山市の学校図書館司書は8割が非正規職員!?・・・市長さん!改善を!
昨日、学校図書館カフェに参加しました。久しぶりにお会いする司書の人たち、文庫の人たち、学校の先生方で開場はいっぱいでした。司書の人たちはずっと頑張っているんだ・・・と感激し、うれしかったです。
でも待遇は改善していません。私が知っている正規職員化を進めた時期と比べて正規職員は半減、8割が非正規だというのです。かつて頑張っておられた司書の先生が退職されたと聞き、とても残念に思いました。
岡山はユネスコ創造ネットワークのユネスコ文学創造都市に認定されました。その根拠の一つが、小中学校への司書配置です。すべての学校に司書がいる岡山市は、いい意味で「普通」ではありません。日本で稀有な素晴らしいことです。いつでも図書館に先生がいて、アドバイスやリクエストに応じてくれる環境があるのです。本と自分をつないでくれる人がいることは素敵なことなのです。
家に本がない人もいるでしょう。でも本と出会い、本を読んでくれたり、紹介してくれる人と出会うことのすばらしさを私は知っています。
人生に迷ったときに、本が世界を広げ、これから歩む道を教えてくれる・・・。
2000年に地域文庫を始めたとき、一人でも絵本を楽しむ人がいたらうれしいね・・・と話し合いました。「す~わって!」というとちょこんと座り、絵本を待つときの子どもたちのワクワク感が私は大好きです。ぷーさん図書館が閉館していることを知り残念に思いました。
さて、その大切な図書館司書が8割非正規の待遇だというのはどうしたことでしょう。計画的に正規化してほしいです。「お金がないとは言わせない」ですよ。
路面電車の延長に160億円?アリーナを作ります?再開発でマンション建設?
すべて桁違いの税金を使います。
100人の図書館司書を正規化するのにいったどれくらいかかるのでしょうか。5億円使ってもいいと私は思います。市民一人当たり約750円/年をそのために使うのは納得です。
図書館司書の先生たちが、誇りをもって仕事に取組み、研鑽されていることに敬意を表します。