6月10日は学生支援・・・14:15~、山陽学園大学近くの駐車場
2024年6月3日 崎本 とし子 とし子からの手紙
学生支援を始めてこの8月で4年です。
コロナ禍で学生の厳しい現実を知りました。学費の高さ、卒業後の奨学金返済の大変さなど私の想像を超えました。
今、国立大学の授業料を上げる動きがあります。国立大学の授業料は年間約56万円、私立だ学では平均で約95万円だそうです。学生の2.5人に一人が奨学金という名の借金を背負い、アルバイトなしには学生生活が成り立ちません。入学金も重い負担です。これが日本の学生の厳しい現状です。
昨年度多くの私立大学が授業料の値上げを実施し、今、国立大学の授業料値上げの発言が相次いでいます。慶応大学の教授は「国立でも150万円に」と発言。(びっくりです!)
高等教育の授業料が「受益者負担」「自己責任」でいいはずがありません。なんで国が無償化に踏み出さないのか!?
「明るい革新に本を目指す中央青年学生会議」が作られて、全国で署名運動が始まっています。
1,いますぐ学費を半減するなど値下げし、高等教育無償化に踏み出すこと。
2,給付型奨学金を抜本的に増やすこと
3,奨学金を返済している人の負担を半額免除にするなど、大幅に軽減すること。
どれもこれも切実です。結婚するときに、まだ残っていた奨学金の返済を親が返済するようにと言われ、大変だった・・・という話をききました。
私は、岡大医学部付属看護学校で学び、看護師になりましたが、授業料は無償でした。実家が経済的に余裕がなかったので、無償の学校を選んだのです。だから、70歳の今も社会貢献をしたいと思い頑張っています。
お金の心配なしに学べる環境を作りたいですね。学生の苦境を知る私は、学生支援を続けています。署名や物資提供、募金などに皆様のご協力をお願いします。