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早乙女勝元さんの講演・・・言葉の力を感じる!

2013年4月15日 崎本 とし子 とし子からの手紙

NPO法人平和推進岡山市民協議会の12回総会と記念講演があリました。

岡山空襲を風化させず、記録し、平和の力にする「市立平和館(仮称)」を作ろう・・・と生まれたNPOに私はかかわらせていただいてきました。16年間のとても粘りづよい運動の中で、ついに2012年10月に「市立岡山空襲展示室」が開設されました。目的が達成されたのです。NPOはあと一年で解散します。皆さんに心からの敬意を申し上げます。

さて、「いずしかん」開設のとき市議会を代表してテープカット、勤労者福祉センター内の「へいわかん」開設のときに議員として参加させていただいたご縁をずっとつないできました。早乙女勝元さんとも今回3度目のご縁です。

いつもすばらしい講演で、元気付けてくださいました。東京大空襲資料センター館長として、国や東京都に求めてきたがいっさい何もしてくれない。デモ、手をこまねいて入られないから民間で2億円もの寄付を集めて資料館を作った・・・という話は、「こだわる人」がいてこそだ・・・といつも思わされました。

14日の講演もすばらしいものでした。早乙女さんは81歳になられたそうです。福島原発事故で、隣に住んでいた娘夫婦と孫たちが沖縄に移住せざるを得なくなり、一人暮らし・・とのこと。(音楽教師だったお連れ合いを5年前に亡くされたそうです)

心に残る「言葉」がちりばめられた講演でした。

原発と戦争の推進の仕方は似ているところがある。どちらも「平和」という言葉が使われ、「安全神話」で推進された。そして、はじめたときに収束の方針を持ちえていなかった。昭和19年の国家予算の85,5%が戦争予算だった。国はさらに債権を国民に押し付けたが、国債を変えない庶民は非難された・・・。

軍人軍属には基準を設けて、これまで52兆円の「保証」をしてきた(今年度予算でも5000億円)が、民間人には以遠も保証をしていない。

戦争・戦災の体験者が減る中で、「追体験」歯大切。憲法9条、戦争体験者の願い、戦争許さない運動などが日本の平和を守ってきた。

今、命、暮らし、安全が脅かされている。「平和を守る」という言葉では消極的だ。「平和を創る」覚悟が求められている・・・。「平和のための明言集」という本を書いた。過去の教訓を学ばぬものは、過ちを繰り返す。

「忘れない」「諦めない」「無力ではない」と毎日つぶやきながら、「今日もがんばった!」と自分をほめてやる。知っているなら伝えよう、声を上げよう!と声掛け合って今も種まきをしている。・・・・・・・

もちろん本を買いました。サイン入りです。366の明言が乗っています。(2月29日もある)「武器でなく言葉を持とう!」という呼びかけに心から共感している私です。