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「がんと生きる」フォーラム・・・4月23日(日)にシンフォニーホールで開催予定
2017年1月29日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今朝の新聞に「がん治療と仕事」の両立困難6割・・・という記事が出ていました。
私が1度目のがんで治療をしたときは6年前の2010年。岡山県でも「がんと仕事」の調査をして、解雇や依願退職がある事実を把握。がんになったからと言って仕事まで辞めることのない岡山県をつくりたい・・・と行動してきました。
しかし、まだその実現は道半ばです。
今朝の報道では、内閣府の調査で、がんと仕事の両立困難と答えた人が64.5%。(前回2014年調査で65.7%)
どうすれば両立できるかを聞くと、時短勤務・・・52.6%、柔軟な休暇制度・・・46%などが出されています。
企業内での「がん教育」を推進して職場の理解を深めるとともに、病気の時に柔軟に対応できる労働環境の必要性が求められています。家族の介護や病気などでも同様でしょう。
年間がんと告知される人は約86万人。32万5000人は治療をしながら仕事を続けています。がん検診の受信状況は2年以内に受診した人が52・6%、「今まで受けたことがない人」が33.4%(男性43・1%、女性24.7%)だそうです。
がんは早く見つけて治療すれば治癒率も高く、体にも心にも経済的にもやさしく治せるのです。がん検診を受けて、がんで苦しむ人を減らしたい・・・と願っています。
4月23日(日)にシンフォニーホールでフォーラム「がんと生きる」(主催はNHKエンタープライズ)が予定されています。今からぜひご予定ください。みんなで「たとえ癌になっても、自分らしく生き抜ける岡山」をどう実現するかご一緒に考えてみませんか。