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「いのちは死の友」・・・・徳永進先生(野の花診療所院長)の講演会

2017年1月22日 崎本 とし子 とし子からの手紙

岡山大学病院の主催で、がん診療連携拠点病院としての第10回目になる公開講座が開かれました。

演題は「いのちは死の友」~おだやかな時間を作る、という医療。

山陽新聞で連載をされたので、岡山でもご存知の方が多いのでしょうか、ママカリのイベントホールはたくさんの人が参加されていました。

「死」は悪いものではない、それぞれに独自の選択ができる人生を、「死ぬ時ぐらい好きにさせてよ」(樹木希林)といえる人はなかなかいないけどそういうのがいい、「おだやかな時間」を作るには在宅がいいと思う、「なかよし時間」「時あかり」のこと・・・など、ユーモアたっぷりに、時にハーモニカ演奏をいれての講演は、日頃の実践の中からつむぎだされた「言葉」の連続でした。

私も「死」を身近に感じるものの一人として、「遠ざけてはいけない」と思っています。時間に限りがあると知ると、一日一日が大切に思えます。「今日もいい一日になるように、精進いたします」という気持ちです。

「いのちは死の友」というタイトルを先生は盛んに「いいタイトルだね・・・!」と自画自賛しておられましたが、その意味がお話を聞き、理解できました。

先生は70歳になられますね。どうぞお元気で今年もご活躍されますように・・・・!今朝、私の知る人の死の連絡がありました。家族との時間を持ち、妻との2人きりの時間を持ち、強く望まれた自宅でおだやかに旅立たれたとのこと。

私は多くの人の旅立ちを見てきて思うのです。自分がこうしたいとまず決めることができることが大事。決めたらそれに伴う「つらさ」も引き受けることができる。そして、必ず「なるようになる」と。

人は生きてきたように旅立つ・・・と私は思っています。

徳永先生の「大切なことは現場にある」という言葉をかみしめます。医療者が勝手に「この人はこういう経過をたどるだろうなあ・・・。だからこうしよう・・・。」なんて思うことはすぐに変わるものだ・・・。その人と向き合って、家族とともに寄り添っている中でその方向は決まっていくのです。誰もが自分のことを自分で引き受けていかなければなりません。「覚悟」を持った人は、引き受けられるんだなあ・・・と私は思います。そして、引き受けた人は、自分のことがわかるんです。それってうれしいことですよね。

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