自衛隊員を南スーダンから撤退させるべき
25日、安倍政権は今月末に期限を迎える南スーダンでの自衛隊の国連平和維持活動を5か月延長することを閣議決定しました。
さらに「安保法制」に基づき、11月にも「駆けつけ警護」や「宿営地協働防護」といった新しい任務をつけくわえるという判断をしようとしています。
防衛大臣は「衝突は起きているが戦闘ではない」とか「ジュバは平静だった」「PKO5原則は維持されている」とか言っていますが、事実は違うようです。さまざまな関係者が「南スーダンでは7月に大統領派と副大統領派の激しい戦闘が自衛隊の駐留するジュバでも発生している」と伝えています。マシャール前副大統領は「和平合意は完全に崩壊した」と公言しています。
この状況でも「戦闘は起きていない」という安倍政権・・・。恐ろしいですね。自衛隊の人たちの命をどう思っているのでしょうか。自衛隊の駐留を今期で中止し、とりあえず撤退することが必要です。そして民生支援を強めることです。
駐留延期は間違いです。まして、「新しい任務」など論外です。憲法に違反していることは明らかです。黒を白といい、無表情な「仮面顔貌」で、自衛隊員を「殺そうとしている」ように見える安倍政権・・・。許すことはできません。
憲法を踏みにじる政権は、ファシズムの様相となってきました。「若者を戦場に送るな!」の声を一層強く、大きく上げるときです。できることは何か・・・と私は考えています。
自分の子どもや孫が戦場に送られるかもしれないような動きは芽を摘んでおかなくてはなりません。草の根からの声を上げる・・・このことが私にできることです。「知って知らせて組織する」運動に地道に取り組むことです。
私は安保法制違憲訴訟の原告です。この闘いは私の命がけの闘いになる・・・と考えています。できることはしよう・・・という覚悟です。
みなさん、今頑張り時です。できることをできる限り取り組んでいきましょう!!そしてつながっていこうではありませんか!