岡山市で認可保育園に入れない子どもたちが1343人!
2016年4月19日 崎本 とし子 とし子からの手紙
驚きです!
4月1日現在、岡山市で保育園に入れない子どもたちが1343人もいて、過去10年で最大になっているようです。
少子化対策(子どもを安心して産み、育てられるようにする対策)、女性も男性もみんなが社会で活躍できるようにする対策・・・の必要性が叫ばれて久しいのに、この状況です。入園できなかった子どもたちと親たちはどうしているのでしょう。無認可保育園に入園を余儀なくされたり、働くことをあきらめたりしているのでしょうね。
無認可保育園での乳児死亡事故の報道を聞いて、本当に胸が張り裂けそうでした。(母親はどれほど傷ついているだろうか・・・と気がかりです。きっと自分を責めているに違いない・・・)あなたが悪いんじゃないよ…!と伝えたいです。
「きちんと認可保育園を増やす」ことが必要です。ただ預けるだけではなくて、子どもが育つ場所を作ることが必要ですから・・・・!日本は子育て予算が少ない国です。子どもの医療費がかかる、教育費が高く大学卒業時に借金を抱える、お金がなくて大学に行けない(行きたくても・・・です)、保育園に入れない、低賃金で結婚ができず、子どもを持つことができない…のは国として「未来」を放棄していることです。
「子どもを育てるのは親の責任だ!」と言い放つ政治家がいます。
私に言わせれば、「この国の未来を支える社会の子」として育てる社会の責任を政治家はどう考えるのか、どう果たすのかが問われているんじゃないでしょうか。狭い自分の観念でしか物事を見ることができない政治家は時代錯誤です。
岡山市には頑張ってもらいたい!人を育てるのは人です。保育士の条件をきちんと保証し、認可保育園をきちんと作ってください!