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「道草」「遠回り」は楽し!・・・私の乗り過ごし事件
2016年4月11日 崎本 とし子 とし子からの手紙
昨日、孫娘のピアノの発表会があり、倉敷へ出かけました。JR伯備線に乗り倉敷まで・・・行くはずが、北長瀬付近からウトウト・・・と。ハッと気づけば、周りに人はほとんどおらず・・・・。倉敷駅を通過した直後に目覚めたのです。「寝過ごした!」とびっくりしながらも、周囲に目をやれば、何と美しい光景が・・・・!
桜の花、桃の花、菜の花、山の美しい緑・・・・、川岸に沿って走る線路沿いののんびりした光景が広がっているのです。時計を見ると十分時間はあることを確認。車掌さんに乗り越しの切符を・・・というと、「清音の駅で反対ホームで乗り換えてください」と優しい笑顔(苦笑)で教えてくださいました。
清音の駅ホームで、20分乗り換えのため待機することになりました。のんびりとした駅のホームから見える山の緑が美しくて、「こういう季節になったのだ・・・」と時間が止まるような旅情を感じました。
線路のわきに、たんぽぽの花が咲いています。県内のたんぽぽは半分以上が日本の品種だと言っていたなあ・・・と思いだしました。その花がけなげで、なんともかわいかった・・・!
人生には、効率的に過ごす時期もあるけれど、たまには回り道や道草が必要ですね。神様が「生き急がずに、少しゆっくりしなさよ・・・!」と私に行ってくれたような気がしました。
お得な時間を過ごして倉敷に戻り、そそくさと市立美術館へ向かい、開園に間に合ったのでした。(チャンチャン)