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新成人、新有権者(18~19歳)おめでとうございます。
2016年1月11日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今日は成人の日です。みなさんの成人式はどんなものでしたか。この日が来るとふと思い出します。
私は成人式には出ず、ある研修会に出ていました。選挙権を前にして、自分は社会のことを知らなすぎる、責任をもって投票するためには勉強しなければ・・・と思いました。
学んだのはものの見方、考え方です。「事実を知り、事実からものを見たり、考えたりする」ことを学びました。本当のことを知る努力は現代では一層必要です。事実から目を背けず、しっかり見つめ、考え、自分のできることは何か・・・と考える。そして行動する人になることです。
青春時代に学んだこういう生き方が今の私の基礎になっています。社会の仕組みが貧困を作っていることを知った時、「運命論」から解き放たれました。仕方がない・・・とあきらめる生き方をやめました。どんなときにもできることは必ずある。社会は変えていくことができる・・・と確信しました。
今年の参議院選挙から18歳選挙権が施行されます。あるアンケート結果では、今の政治に満足していない人(18~19歳)74%、憲法9条を変えないほうがいいと考えている人は57%(帰ると考える人は16%)、政治が変わってほしいと思う人は88%だそうです。
若い皆さん!どうぞ、しっかり学び、考え、本当のことを知る努力を続け、行動できる人になって、主権者としてご活躍ください。自分の未来を切り開くことはできます。一人でドンドン行くだけではなく、みんなでともにより良い社会のために力を合わせることも素敵なことです。
新有権者、新成人おめでとうございます。体に気を付けて、自分の人生の主人公はいつも自分でいられるように頑張りましょう!