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TPP・・・・がん患者団体が「医薬保護期間」8年に反対!「(安価な後発医薬品の発売まで)8年も待てない!」
2015年10月3日 崎本 とし子 とし子からの手紙
TPP交渉が大詰めです。日本の農業や医療などに大きな影響が心配されています。
私はがん経験者として「医薬品保護期間」に注目。バイオ医薬品のデータ保護期間をめぐり、アメリカは12年、オースtラリアは5年を主張し対立しています。アメリカは5年を認める一方で、新薬簿市販後も有効性や安全性の確認のために…という理屈をつけ、事実上独占的な販売をする仕組みを導入しようとしているとか・・・・。
誰の利益を守ろうとしているのかは明確です(製薬会社の利益)。
乳がんの患者さんは、「安価な価格で治療が受けられるまで8年も待てない・・・」と声をあげています。TPPは患者にとっていいことばかりではない・・・と知らせたいです。交渉が合意しませんように!!
日本でも「患者申し出療養制度」が来年4月から導入されることになってしまいました。お金がある人は保険外での治療が受けられるようですが、速やかな保険診療への道が阻害される危険性があります。いい治療はお金のあるなしにかかわらずすべての人が受けられるようにするのが当然です。
この制度には、難病の患者団体やがんの患者団体が共同して反対の声をあげ、国へ要望書が届けられています。
私は、経済的理由で治療を中断せざるを得ないがん患者さんを見てきました。「命の平等」を訴え続けていきたいと思います。