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現役世代で新たにがんと診断される患者は年に22万人、でも「働くがん患者」は32万人だけ…治療と仕事の両立が困難

2014年2月19日 崎本 とし子 とし子からの手紙

2人に一人ががんになる時代、新たにがんと診断される現役世代(20~64歳)のがん患者は年に約22万人(全体の3分の1)です。毎年22万人もの人ががんになり治療を受けています。5年生存率は、医療技術の進歩で60%近くなり(もちろん症状により違う)長生きする人が増える中にもかかわらず、「がん患者で働いている人」は全国で32万5千人と少ないことが厚労省の推計で明らかになった(17日報告)と朝日新聞(2・19付)が報じています。

岡山の調査でも24%が、がんだと診断されて「解雇、依願退職、転職」となっています。(知らない人が多い「治療と仕事の両立」はむずかしい・・・と7割もの人が感じています。

国立がん研究センターがんサバイバーシップ支援研究部長の高橋都さんは、「職場に相談窓口を設けることが大切。患者はできること、配慮してほしいことを伝えてほしい」と話しています。

がんだといわれてもすぐ死ぬわけではないし、治療すれば十分復帰できて仕事はできるようになる…ことを患者としても伝え、職場も正しいがんの知識をもって受け止めれる環境であってほしい・・・私も思います。「2人に一人がんになる時代」であるということは、みんな他人事ではない・・・ということです。

ある患者さんはいいました。「がんと告知された時より、仕事を辞めてくれ・・といわれた時のほうがショックだった・・・(がんになっただけで社会からいらないといわれているよう、暮らしていけなくなるし・・・・)」と。どんな病気になっても人は生きていかなくてはなりません。思いがけず現役で病気になり、「解雇」されたら、抱える不安はかなり大きいものだということは想像していただけるでしょう。

岡山では「がんになったら解雇・依願退職(望まない)」をゼロにしたい・・・と切実に思います。

5・17のがん医療フォーラムは、こういう現実と向き合い、話し合います。岡山はがん対策推進条例ができて、働くことをあきらめないですむ環境づくりに取り組めることになる・・・と信じています。高橋都先生の基調講演をお楽しみに!

人生にはいろんな困難がつきものです。「まさか自分が・・・」という「坂」を一人でふうふうと登るのではなくて、みんなで手をつなぎ乗り越えていく岡山にしたいですね

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