4・28「主権回復の日」に疑問
2013年4月25日 崎本 とし子 とし子からの手紙
4・28の政府主催の「主権回復の日」の集会に大いに疑問を持っています。サンフランシスコ条約により、沖縄や小笠原などは、米軍の占領下に引き続き置かれ、20年後の5・15まで復帰しませんでした。沖縄では、「屈辱の日」ということになっています。
自民党は、選挙公約で集会をすることを表明しているそうですが、正確な歴史を踏まえて、4・28を「主権回復の日」としたとはどうしても思えません。もし、歴史を踏まえたうえで4・28を「政府として」定めるのなら、この政府は大間違いの政府であり、アジアの平和は危うくなる・・・と思えます。まともな外交が出来るとは思えません。
靖国神社への閣僚の参拝は、偶然ではないのかも知れませんね。靖国神社が、戦争を「平和のため」「植民地解放の戦争」だと美化し、肯定していることを知る人は、閣僚の参拝を認めることは出来ないですよね。政治的にバランス感覚が狂っています。(個人的な思いを政治に持ち込むな・・・といいたい。公私混同する人は閣僚になるべきではありません)
麻生大臣や安倍総理は確信犯のようですので、そういう人に政府としてこれからのアジア外交を任せていいですか・・・と国民は問いかけられていることになるでしょう。
私は、今からでも政府の英断で、取りやめるか(まだアメリカ言いなりが変わっていない)、せめて日にちを5・15に変えるべきだ・・・と思います。皆さんはどう思いますか。
4・28は、私の母の誕生日です。私とすれば、その大事な日を政府によって「無茶な日」にして欲しくない・・・と思うばかりです。やめてくれ~~!です。