今日は看護学校の講義・・・薬害エイズについてのレポートで議論
2012年10月3日 崎本 とし子 とし子からの手紙
薬害エイズについてレポート提出をしてもらいました。
内容を知ると同時に、「自分はどう思うか・・・」を重視。提出された全部のレポートを丹念に読みました。これを元に、何が共有できるのか・・・議論するのです。
社会問題にも関心を持つこと、真実を知ること、そして自分で考えること・・・を基本に、主権者としてきちんと育って欲しいと願っています。看護学生たちは命にかかわる問題と向き合うことで、「人」として着実に成長していきます。
関係法規の授業では、ただ表面の条文だけでなく、たとえば憲法が作られたときに込められた思い、法律のひとつひとつの背景や込められた願いや思いを知って欲しい・・・と思って授業をしています。
24年行政に関わり、「ひとつの仕組みを作ること」(法律や条例つくりなど)にどれほどのエネルギーがいるかを知っているものとしての私のこだわりです。この思いが学生に伝わることを信じています。