緩和ケアボランティアのこと・・・今日は運営委員会
2025年9月3日 崎本 とし子 とし子からの手紙
協立病院の緩和ケア病棟でボランティア(通称コスモス)を始めて長くなりました。当初からのメンバーの一人です。
週に一度コーヒーを煎れたり、時々季節の行事をしたりして、病院でありながら少し暮らしの風を感じることができる時間と空間を提供することを続けています。
知人が入院してくることもあります。話ができるときは話をします。(とても喜んでくださいます)その人の生きてきた姿から、「その人が大事にしてきたものを知っている」知人として話すことができる時間は大事です。。自分の生き方を肯定し、共感してくれる人と話ができたらうれしいですよね。うなづいて「そうだよね」とただ聴いてくれる人はありがたい。
私は、そういうケアをしてほしいです。
2度のがん治療を体験して、自分はがんで死ぬかもしれない…と思ったときがあります。がん患者会の活動や、ボランティアを通して、がんで死ぬのは悪くない…と思うようになりました。
今は脳動脈瘤との付き合いです。少し付き合い方が違います。脳動脈瘤は突然死がありますし、後遺症で認知力が落ちるかもしれない可能性を考え、エンディングノートも書き換えが必要となりました。
人は必ず最期を迎えます。悔いだけは残さないようにやりたいことはやりぬきたいです。時々やりたいことを書き出して、あれこれ考えるのは楽しい時間です。
私はやりたいことをどうやってやるか、夢を持ちながら最期まで生き抜きたいと思います。
さて、これからコスモスの運営委員会へ行ってきま~す。