看護の日・・・ナイチンゲールの誕生日です。
2025年5月12日 崎本 とし子 とし子からの手紙
今日は看護の日です。ナイチンゲールの誕生日です。
私がナイチンゲールの看護論をもとにした科学的看護論を学んだ看護学生の日々を思い出します。そして胸に刻んだのは「(看護師の役割は)命の消耗を最小限にすること」という内容です。
今日まで、私は「看護師」としてその役割を果たすために努力してきました。病院で働いているとき、市議会で働いたとき、看護学校で働いたとき、在宅看護の現場で働いているとき、そして町の看護師としてボランティアをしているとき…、どんな時も「命の消耗を最小限にする」ために看護師という職を役に立てたいと思います。
命の消耗を促進するいろんな物事とは…と聞かれて何を思い浮かべますか。
病気、環境(空気、水、気温を含め地球環境の悪化、経済的な困難などの社会環境)、自然災害、人間関係、戦争などを含む政治・・・などすべて命にかかわります。
命にかかわることには関心を持ち、できることをすることの大切さをナイチンゲールは伝え、行動しました。
5月17日は岡山県でも看護の日のつどいが開催されます。13:00~、医師会館です。高額限度額の上限引き上げなどには「反対」の声を上げよ!とナイチンゲールは言うと私は思います。残念ながら、看護協会は声を上げないし、声を上げる予定もなく、自民党を応援する政治団体と連携しています。もっと職能団体として、自立すべきだと思います。
看護師は、自分のことだけでなく、患者のために、「命の消耗を最小限にする」ために働き、社会的役割を果たしましょう。私はそういう看護師でありたいです。