元気な時こそ検診を受けましょう!
2024年7月3日 崎本 とし子 とし子からの手紙
6月から12月末までは岡山市の検診期間です。
無症状で元気です・・・という時こそ特定検診やがん検診を受けましょう。中区愛育委員会の合言葉は「元気な時こそ検診を!」です。
日本ではがん告知を受ける人は年間100万人。死亡する人の約25%ががんで亡くなります。
なんの症状もない時にがん検診を受けて、見つかれば治療をする。そうすればがんで命を落とすことは減らせます。(早期がんなら99%治せる)
私は56歳の時に子宮体癌の治療をし、72歳のときに甲状腺がんの治療をしました。いずれも早期に見つけられたので今は1年に一度の受診です。「早く見つけて命を守る」は私の生きる術です。そのことを多くの人に伝えたい・・・。
今週は児童センターの幼児クラブのママたちへ、来週は愛育委員の皆さんへメッセージを届けに行きます。
「がんを正しく知って命を守ろう!」をテーマに自分の体験を語り、検診受診率の向上により命を守りたいのです。
母は73歳で乳がんになり治療をしました。その後15年近く生き抜いたのです。かわいいひ孫たち11人と会うことができました。
私は天寿を全うするまで自分らしく生き抜くことができる環境(社会)を作りたいです。
効果があるのにお金がなくて治療を続けられなかった人、検診など受ける(心と時間とお金の)余裕がなく発見が遅れて亡くなった人、保険証を持たず病院にかからず手遅れになった人…などたくさんの無念の死を見てきました。
「がんになっても一人じゃないよ!」と始めたがんサロンたんぽぽカフェは今年で13年目になりました。
命は何より大切です。「無念の死」を減らしたいです。
皆様、どうぞ自分を大切にしてください。自分の体に関心を持ち、がん検診を受けましょう。