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愛媛県商工会議所が見解・・・「10年後には県内原発をすべて廃炉に!」
2012年3月13日 崎本 とし子 とし子からの手紙
わが故郷の愛媛には、伊方原発があります。私の実家は、その20キロ圏内です。
伊方原発は老朽化しており、活断層の上にあるという危険な状況なのです。今は、全部の原発が「点検」のために停止しています。住民が「廃炉」を求める訴訟を起こしています。
このたび、愛媛県商工会議所が、「10年後には県内の原発を廃炉に・・」という見解を明らかにしました。全国で初めてだそうです。私は心から拍手を贈りたいと思います。原発の問題は、思想信条を超えて考える問題です。事業者を含めて、故郷がなくなり暮らせなくなる・・という現実を真剣に考えていきたいですね。
人が住めないところに、事業展開はできない・・・ということをリアルに受け止め始めた商工団体が生まれていることに、原発廃止の運動の広がりを感じています。
福島原発事故を目のあたりにて、再生エネルギーへの転換をすることは、今生きている者の使命だと私は思っています。