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女優の原千晶さんが子宮がん治療後13年目でリンパ浮腫を発症の報道に注目
2023年8月5日 崎本 とし子 とし子からの手紙
私と同じ時期に子宮がん治療をした女優の原千晶さんが下肢にリンパ浮腫を発症したとの報道がありました。治療後13年目での発症です。
私は子宮体癌で手術をする際、リンパ浮腫のことを懸念して、主治医と話し合いをした経過がありました。その話し合いを踏まえて、術式が決まり、私は覚悟を決めて術後の後遺症が起きたときも受け入れる覚悟をしたことを思い出します。
リンパ浮腫は命を取ることはありませんが、生活支障を起こします。たくさんの人が苦しんでいます。感染を起こして蜂窩織炎などになればすぐ発症するし、筋力が衰えたり、免疫力が落ちたりしたときに発症することがあるようです。
定期健診時、「リンパ浮腫は大丈夫か」と私の主治医はいつも気にかけてくれました。今のところ簡単なケアで改善しますが、「30年経っても発症する」といわれると不安は募ります。
がんサバイバーは治療の後遺症とも長い付き合いになるということをご理解いただきたいです。
このところ免疫力が落ちていると感じるこの頃です。今までよりも疲れや筋力低下などに気をつけろということだな・・・と認識して、これまでの暮らしを見直してみようと思います。「休む」ことを増やしてこの夏を乗り切ります。
1日に乳がんと甲状腺がんの受診をしました。結果は両側乳房に嚢胞のようなものはありますが、悪性ではないだろうということでした。ほっとしました。年1回のがん検診は欠かせませんね。
皆様、猛暑の夏です。どうぞご自愛ください。