最賃平均31円引き上げ(時給961円)は物価上昇に見合わない。
2022年8月3日 崎本 とし子 とし子からの手紙
最低賃金の議論がされており、平均31円の引き上げの方向が出されています。「史上最大」という報道で菅、物価上昇は2.3%。これを考え合わせると実質1%の引き上げにとどまり、生活はよくなりません。物価対策にもならない最賃引き上げで、マスコミが批判をしないのはどういうことでしょうか。
経営側が反対しているようです。(マスコミは経営側に立っている?)
韓国ではこの10年で最賃は10倍になりました。「(最賃を上げると)経営破綻をする」という意見もあったようですが、そうはなっていません。
今、賃上げこそ必要です。
一律1500円の最賃(週休2日、8時間働く)でやっと手取り月20万円になります。国民の消費購買力を増やすことが日本経済にとって、一番大事です。
政府が経営者団体側ではなく国民の側に立つことが求められています。中小企業には国の支援が必要ですし、大企業へは今こそ内部留保を賃上げに出させる
最後に昨日のテレビを見ていて驚いたことを一つ。
国家公安委員長の自民党の議員が旧統一教会のイベントの実行委員長をしていたことを問われて「旧統一教会のことはよく知らなかった」といったことにびっくり!反社会的団体を取り締まる一番の責任者が統一教会を知らんのかい!?・・・この国は自民党・公明党の政権で大丈夫なんでしょうか。
選挙に勝つためなら反社会的集団とも手をつなぐ・・・という政党や議員は国民の暮らしを守ってくれるでしょうか。
私は私利私欲の議員にはやめてもらいたいです。そういう議員は政治を腐らせるからです。