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阪神・淡路大震災から17年

2012年1月18日 崎本 とし子 とし子からの手紙

17日は、阪神淡路大震災から17年でした。

看護師として被災地支援に入ったのは、2週間経った避難所でした。1600人が小学校で避難生活をしていました。・・・・私は1週間の支援の間中、被災の状況を聞き続けて、完全に追体験者になりました。17日はいつも鮮やかに当時のことがよみがえります。

そして、頭と心に刻んだのは、「関連死」のことでした。6434人の死亡者のうち、関連死は約900人です。

避難所の劣悪な環境のなかで亡くなった人、孤独死、自殺・・・・など、災害によるのではなく災害の跡に亡くなった人の死が、関連死です。外来治療費負担を気にして肺炎の治療ができずすう百人の人が亡くなった(当時の村山内閣が被災者無料をいったのは1ヵ月後)事実を目のあたりにして、平常の「仕組み」のひどさは、災害時にはいとも簡単に人の命を奪うことがある・・・と胸に刻み、医療制度の負担問題を軽減するために何度も議会で議論したものです。

17年生き抜いて、復興住宅で支えあいながら生きている被災者に、神戸市は「20年経ったら立ち退きを・・・」と迫っているといいます。「がんばって良くぞ生き抜いてくれましたね・・・」と安心の言葉をなぜかけられないのでしょう・・・。いずれも高齢者で、立ち退きができるのならとっくの昔にたちのいているはずです。それができなかったのには理由があるはず・・・とどうして考えることができないのか・・・・。

「人のつながり」が大切だ・・と東日本大震災でも確認されたのです。復興住宅に住む人々の絆を断ち切ることを私は許してはならない・・と思います。

東日本大震災での関連死はすでに1000人近くに達し、「認定」待ちの人がさらに同じぐらいおられることを赤旗しんぶんだけが報じていました。

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