安保法制違憲訴訟の裁判傍聴に
2018年4月18日 崎本 とし子 とし子からの手紙
私は安保法制違憲訴訟の原告の一人です。意見陳述も出しています。
今日はその公判があったので傍聴に行きました。法廷は約100人ほどの人で満席状態でした。なんとか座ることができて、傍聴することができました。
これまで原告団は8つの準備書面を提出。国は2つしか書面を出していないようです。「原告が圧倒している状況」の裁判なので、勝ち抜きたい・・・と山崎弁護士は話されました。
現在全国で21か所、24の裁判が闘われています。中国地方は、岡山、広島、山口です。5月11日の東京の裁判は注目です。
久しぶりにお会いする人が多くおられて、お会いできてうれしかったです。「元気だった?生きて元気でまたお会いしましょう!」と声かけあいながら別れました。次回は9月19日の14:30~15:30が予定されています。
今の憲法の下で生まれ、生きてきた私たち世代は、自由にものをいい、自分の人生を生きることができました。この自由に生きる環境を次の世代にも残したい。なくなると息苦しくて、生きづらい・・・・。
がん患者は軍事費に予算が使われて、社会保障費が減らされ、医療費負担が増えて、その負担が背負えなければ治療をあきらめなければならない・・・・。命をけづることになる。もう少ししたら出る「がん患者の療養実態調査報告書」では、経済的理由で治療を断念した人がいることが、数字で示されています。
それが私は本当に悔しい。そして看護師として悲しく、つらく、苦しいです。治療があるのに受けられない患者の無念を思います。
傍聴しながらいろんなことを思い出し、怒りがこみ上げてきました。皆さん、関心を持っていただき傍聴に行きましょう!