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台風の被害
2011年9月5日 崎本 とし子 とし子からの手紙
旭東学区では、東西中島が浸水の危険あり・・・と判断され、避難指示が出されました。東山中学校の体育館が避難所ということで、私もすぐ出向き、避難所の受け入れ準備のボランティアをさせてもらいました。
199世帯、330人余に指示がでたのはもう日が暮れてからでしたから、住民は近くの集会所へ集まり、消防のバスで避難所へ移動しました。
日赤からは毛布350枚が届きました。一夜を明かすために必要でした。到着までに飲料水の手配、トイレの表示、トイレットペーパーの補充などをして待ちました。
学校の協力は心強いものでした。区役所からは4人が常駐し、朝食の軽食準備もしてくれました。
結局、72人が避難し一夜を明かしましたが、家に残った人も多かったようです。川の状況をみて、それぞれが判断されたものと思いますが、翌朝は7時半の解除までにはほとんどの人が自宅へ戻られました。けが人なしで、人身事故がなかったことは幸いでした。地震などの場合は怪我人もいるはず、救急箱と血圧計、聴診器ぐらいは持参しなければ・・・とあとで気付きました。
その後、片付けなどでさぞくたびれておられるのではないか・・・と気になっています。
今回の避難勧告や指示の出し方などは、課題を残したのではないでしょうか。市当局の点検をお願いしたいと思います。そして、住民の自主防災の問題意識を強くすることの必要性を改めて感じました。